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1900年
ベルナルド・ベルトルッチ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の映画『1900年』は、5時間16分の歴史大作で、長尺過ぎたせいか興行的には成功しなかったと思います。私は最初、ビデオをレンタルして見始めたら、ファンのデ・ニーロの声がイタリアの俳優の吹... -
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冤罪事件
ラース・フォン・トリアー監督の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を久しぶりに観ました。「結末が暗すぎる」と、胸糞映画のNO.1などに挙げられることもありますが、主演のビョークの演技力、歌唱力、音楽が圧倒的に素晴らしく、カンヌ国際映画祭での最高賞... -
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教会の分裂は、欧州からロシアを引き離した
『サクリファイス』や『ノスタルジア』同様、この『鏡』(1975年ソ連映画)もアンドレイ・タルコフスキー監督の映像美や詩的表現に溢れている。当時のロシア(ソ連)は検閲があったが、商業映画にする必要がなかったためタルコフスキーは自身の芸術表現に... -
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尼僧物語
オードリー・ヘップバーン主演で1959年に公開され、アカデミー賞で8部門にノミネートされた作品。同年に『ベンハー』があったこともあり、受賞はならなかった。 第二次世界大戦期のベルギーが舞台で、当時は女性の社会貢献の手段が限られていたこともあり... -
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政治と犯罪はコインの表と裏
『ゴッドファーザー Part Ⅲ』ならぬ『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』を観た。 恐らくラストシーンが少し変えられたくらいではないかな?コッポラ監督が名作だけに、本来の意図を示したかったからだと思う。<最終章>の... -
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映画で「生きてこそ」 ショックを受けない人はいないと思います。
もう、20年以上前の古い映画です。飲み屋の店長さんと「人生でナンバーワンの映画って何?」という会話で一番に挙げられたのでさっそく鑑賞した、といういきさつだったのですが、、なるほど私にも人生でナンバーワンかな、と言う程の作品です。 実話です... -
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これではきっと疲れるだろう
YouTubeで見たのですが、アメリカでは音楽に関してPopでSweetでRomanticなものより、Criminalの音楽といった感じの方がバカにされないというか、カッコいいと思われるようです。日本でも昭和の頃にはそういう流行りが存在していて、映画ではより荒々しい表... -
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マーラーのアダージョ
1971年の映画「ベニスに死す」は、子供の頃から何度もテレビで放映されてきた。恐らく、巨匠ヴィスコンティ監督の作品の中では日本人が受け入れやすいからではないかな?ヴィスコンティの映画は、そのストーリー以上に音響や視覚的な要素が強く、この作品... -
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それから ….And then
1985年公開の夏目漱石原作の日本映画。『家族ゲーム』で大成功を収めた森田芳光監督と松田優作主演のコンビによる文芸作品。『家族ゲーム』同様、この『それから』もキネマ旬報ベストテン第1位を獲得した。脚本は森田芳光ではなく、筒井ともみが脚色した...
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