名作。今読んだほうがリアルかも

少女漫画で有名な竹宮恵子先生が描いた作品です。

1980年に映画化もされ、原作から30年後(2007年)にアニメ化もされました。
美青年&美女でお送りする、SF漫画って、当時珍しかったと思います。
ジョミー、キースよりも圧倒的に、ソルジャー・ブルーのイメージがデカい。

私はアニメで知り、原作を買いました。アニメと原作を見比べるのも楽しいです。

もともと短編のつもりであり、先生が20代後半で一気に書き上げたので、
1コマあたりの情報量が多いです。読み飛ばし注意!

舞台ははるか遠くの未来。科学が発展するものの、環境破壊で地球には住めなくなり・・・宇宙へ移住。
人類をスーパーコンピュータで、コントロールする体制が敷かれました。

スーパーコンピュータ=AI(人工知能)・・・

竹宮先生が描かれた時代よりも、今の方がより、リアルに怖さがあります。

「健全に」育て上げられた子供たちは、14歳になると成人検査で「選別」「大人として洗脳」されるのですが、
このとき、不適格者(ミュウ)と診断されるとその場で抹殺されてしまう・・・。

障害がありながらも特殊能力を持つミュウ。
健康体でありながら、強い思念波があるジョミーは、ブルーに成人検査から救われ、なんといきなり!次のミュウの長を任されます。

対して、人類統治者として育て上げられたキース。出世コースを走りながらも、ミュウや自分自身の生まれについて疑問を持ちます。

果たして、人類は、機械の支配から脱却し、地球へ戻ることができるのか。

マツユキソウさん 29歳 女性

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