舞台祭典劇『ニーベルングの指環』

ベートーヴェンに感動して音楽を始めたリヒャルト・ワーグナーは楽劇王といわれ、自分で作曲はもちろん台本も書き、指揮者でもありました。バイエルン王のルードヴィヒ2世の援助により建てられたバイロイト祝祭劇場は、ドイツ中南部のバイエルン州の都市バイロイトに位置し、ワーグナー作品のみが上演されるためにあります。現在でも7月から8月にかけてバイロイト音楽祭が開かれ、世界中からワーグナー愛好家(ワグネリアン)が集まります。

このバイロイト祝祭劇場で当時こけら落としとして上演されたのが、四夜に渡る『ニーベルングの指環』です。「ラインの黄金」(序夜)「ワルキューレ」(第一夜)「ジークフリート」(第二夜)「神々の黄昏」(第三夜)の4部構成で、めちゃくちゃ長く私は映像としては一部見たことがありますが、聴くことの方がより好きなので(バイロイトにはもちろん行きたいですが)、CDで聴いています。ワーグナーの音楽は、どこから聴いても楽しく、これだけの超大作でもあるので飽きることがありません。全て揃って発売ももちろんされていますが、4つの内の1つだけ聴いてみてもワーグナーを満喫出来ます。全曲だと10時間以上軽くかかりますので(苦笑)

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