2024年– date –
-
音楽
舞台祭典劇『ニーベルングの指環』
ベートーヴェンに感動して音楽を始めたリヒャルト・ワーグナーは楽劇王といわれ、自分で作曲はもちろん台本も書き、指揮者でもありました。バイエルン王のルードヴィヒ2世の援助により建てられたバイロイト祝祭劇場は、ドイツ中南部のバイエルン州の都市... -
漫画・コミック
まだ見ぬ、新たなる感動のラスト。
「トーチソング・エコロジー」 ローズローズィローズフルバッドを好評連載中いくえみ綾先生の、10年以上前の作品ですが、ページをめくる度、予想もつかない新鮮な展開で、グイグイとラストまで連れて行かれました。 主人公は売れない役者で、端役を掛け持... -
映画
映画で「生きてこそ」 ショックを受けない人はいないと思います。
もう、20年以上前の古い映画です。飲み屋の店長さんと「人生でナンバーワンの映画って何?」という会話で一番に挙げられたのでさっそく鑑賞した、といういきさつだったのですが、、なるほど私にも人生でナンバーワンかな、と言う程の作品です。 実話です... -
映画
これではきっと疲れるだろう
YouTubeで見たのですが、アメリカでは音楽に関してPopでSweetでRomanticなものより、Criminalの音楽といった感じの方がバカにされないというか、カッコいいと思われるようです。日本でも昭和の頃にはそういう流行りが存在していて、映画ではより荒々しい表... -
音楽
コミュ力の高い稀有な天才
今年(2024)亡くなられた世界的指揮者の小澤征爾さん、何故国民栄誉賞を受けていないのか?かく言う私も、最近まで好きな指揮者という訳でもなかった。理由は小澤さんのレパートリーに、私が好きなハイドンやブルックナーやワーグナーが比較的少なく、どち... -
映画
マーラーのアダージョ
1971年の映画「ベニスに死す」は、子供の頃から何度もテレビで放映されてきた。恐らく、巨匠ヴィスコンティ監督の作品の中では日本人が受け入れやすいからではないかな?ヴィスコンティの映画は、そのストーリー以上に音響や視覚的な要素が強く、この作品... -
漫画・コミック
もう一人の男装の麗人
実家の本棚にあったので読んでみたらハマってしまった作品です。池田理代子先生の描く男装の麗人といえば「ベルサイユのばら」の主人公オスカルというイメージがあるかと思いますが、実はもう一人男装の麗人が存在します。父に捨てられた母の、復讐として... -
映画
それから ….And then
1985年公開の夏目漱石原作の日本映画。『家族ゲーム』で大成功を収めた森田芳光監督と松田優作主演のコンビによる文芸作品。『家族ゲーム』同様、この『それから』もキネマ旬報ベストテン第1位を獲得した。脚本は森田芳光ではなく、筒井ともみが脚色した... -
漫画・コミック
臆するな、意志を貫け。
きょうだい漫画家、キリエさんの作品は、てっぺんぐらりんから読み始め、数少ない作品ですが、すっかりファンです。 神命のレスキューも、キリエ先生の続編、いつ出るのかしら~。と、検索していて発見。 神命のレスキュー。の、新人消防士である主人公は... -
漫画・コミック
名作。今読んだほうがリアルかも
少女漫画で有名な竹宮恵子先生が描いた作品です。 1980年に映画化もされ、原作から30年後(2007年)にアニメ化もされました。美青年&美女でお送りする、SF漫画って、当時珍しかったと思います。ジョミー、キースよりも圧倒的に、ソルジャー・ブルーのイメー...